詩「抱擁」以来2作目「拷問」

僕には思ってくれる人がいるから

 

彼女に貢ぐものを選ぶ

 

そうする事で自分を恐怖から遠ざける

 

彼女の欲しい物を聞いてみるからね

 

がこれは自分のエゴだから

 

本当は母への愛によって自分だけが幸せな世界に行くことになると思うよ

 

つまり高い毒薬を使って自分を死に導くことがもっともふさわしいと考えたわけさ

 

そして豪遊し人生を大いに楽しむ

 

最高の最期を演出するんだよ

 

鉄の処女で猟奇的に痛めつけることもできる

 

肉体に苦痛を与えて発狂死精神は錯乱し魂は叫び声をあげる

 

意識を喪失したまま戻らない

 

嘲笑の的になり拷問が続く

 

心の行き場はどこにも無く人はそれを慰める

 

絶望し人生を諦めようとしている

 

君は泣く事が遅すぎたんだよ

 

僕も知るのが遅すぎた

 

このままゆっくりと死んでゆくんだ

 

死は神のみぞ知る

 

注釈

この詩は自殺した母の妹に捧げる詩です。亡くなってから30年近くなりますが今でも悔やまれます。